旅人から寄せられた、数多くのトラブル。みんな色んな目に遭ってます。

  

LILYさんの場合 ・TOSHI君の場合 ・kito_koの場合

  

 LILYさんの場合

・トラブルその1

 バンコクから日本へ帰国する際に、
ビーマン航空を利用しました。
早速搭乗して、自分の座席を見つけて座りました。
しかし、なんだか嘔吐物のにおいがしてるけど、一体・・・
と、思っていたら、実はなんとあたしのシートにゲロが!!!
客室乗務員を呼んで、「シートを変えて!!」と半べそで訴えたものの、
あのインド圏独特の偉そうな態度で「待て」と、ゲロのシートに暫く座らされるはめに。
ようやく、動き始める飛行機をさまよい、他の空席に移動しましたが、
結局客室乗務員からは何の謝罪もありませんでした・・・
まぁそんなこと要求しても、「じゃぁほかのエアー使いなさいよ!」
の一言で終わりそうですけどね・・・
もう二度とビーマン乗りません。
多少高くても、タイ航空とかキャセイとかつかいます。


・トラブルその2

 去年の夏のチベットの話です。
ラサから、どういうわけか、昌都にはいれてしまいました。
実際ここは外国人に未開放自治区ということで、
パーミッションがなければ外国人ははいれません。
しかし、宿の人も何の不審も抱かずにとめてくれました。
が、翌日成都に向かうためのバスに乗ろうとしたときに、
チケット売りの服務員に公安をよばれました。
早速かけつけた公安に署までご同行願われ、
罰金を要求されたものの、
まったく所持金がなかったため、
\7,500の請求に対し、\1,200で妥協してもらいました。
しかし、その後メソメソして悲しそうにしてたら、
その日の宿代(\500)と現金\700を払ってくれました。
罰金払ったものの結局トントンになったわけです。
あれ?トラブルじゃない・・・

  

 TOSHI君の場合

・トラブルその1

 アユタヤ駅でチェンマイ行きの鉄道を待っていた時に浮浪者風(赤いチェックのベストを裸にはおり、
下はショートパンツ)の親父が現れ、駅にいた犬が吠え出した。
犬がその親父の周りを吠えながらグルグルしだしたかに思うと、
おもむろにパンツから拳銃(本物かは不明)を取り出し犬に向けた。
犬は地球の歩き方をビビリながら読んでいた僕の目の前で静止し、当然親父の銃口はコチラにキラリ☆
「死ぬかと思った・・・」
いや銃が本物で一歩間違えていたら・・・
その後、キレた親父は売店の定員にからんでなにかうなっていた。


・トラブルその2

 メーホーンソーンについたすぐ、泊まるところがどこにあるかわからなかったので
客引きについていき Yok Guest Houseという所に初日泊まった。
翌朝情報ノートを見ると、僕の泊まった金額より安く泊まれる書き込みを発見。
宿のオバちゃんに言うとかなり不機嫌になり、僕はその宿のツアーに参加しない事もあり
何かブツブツ言っていた。
腹が立つのと中心に近い所に宿を変えたかった事もあり、
その日でチェックアウトするとまたブツブツ
言っていた。ただ最後に言った言葉はわかった。
「お前は二度とここに来ることはできない!!!」
かなりムカツク。っていうかもうくる事ないしという感じ。


  

 ・kito_koの場合


ベトナム:ホーチミン郊外で誘拐拉致された大阪人がおるらしい。
     ちなみに彼の命の値段は200ドルであった。

ベトナム:帰国の前日ホーチミンのマーケットの外の路地でシクロマンに囲まれ
     小銭を残した現金をすべて奪われ、帰国当日、空港での出国税12ドルを、
     全所持金の4,3ドルに値切ることに成功したボツワナ人がおる。

インド:列車二等寝台で小リュックを枕に眠っていたら薬を嗅がされたらしく、
    目が覚めたら病院のベッドの上であり、
    もちろん貴重品の入った小リュックは消えていたという日本人女性がおる。

インド:何の前触れもなく列車が7時間も遅れてホームに立ち尽くす
    インド人はたくさんおる。

シッキム:乗り合いジープが時々谷底に転落している。

中国:山間部ではバスやトラックがフロントガラスを粉々にして止まっていたり、
   谷底に転落していたりするのをよく見かける。

チベット:見通しが良く、綺麗に整備されているゴルムド〜ラサ間の幹線道路では、
     夜が明けると、何台もの車が道路脇に横転しているのは、
     大概が居眠り運転である。

イラン:一人旅の日本人女性は美不美にかかわらず痴漢に遭うらしいので、
      触ってもらいたい日本人女性に人気であるらしい。

ネパール:政情が極めて不安定なので、ストライキ、道路封鎖、外出禁止令、
     などは日常茶飯事である。

ネパール:マオイストの台頭、あるいは王家の中国政府への迎合により
     中国化される可能性を秘めており、町中が醜いプロパガンダ的漢字と
     赤旗で埋め尽くされ、美しい町並みも
     エスニックな情緒もへったくれもない町に成り下がるらしい。

ロシア:お釣りの小銭は投げつけて返されるらしい。

中国:上に同じらしい。

中国:国境(ダム)の闇両替屋でちょろまかされ、怒り狂った日本人二人は、
   両替をした布団屋の前で30分ほど怒鳴り散らし続けた。

アイルランド:UK圏内からバスに乗ったのに、アイルランド系のバス会社のため
       ユーロで払わなければならない羽目になった日本人カップル。
       運転手はイギリスポンドでも親切気なことを言うので
       お言葉に甘えさせてもらったら、
       彼は、自分に有利な高いレートで計算をし、威張った顔をしている。
       カップルは、丁重に文句を言ったが、『文句があるなら降りろ』と
       逆ギレしているので、
       思い切り逆逆ギレしてコテンパンに文句をいい連ね、
       何もない小さな町でバスを降りた。

パキスタン:イラン国境に程近い町クエッタの両替商では、
      アフガン人によるアフガンマジックが行われており、
      そこで両替をすると何故か、鮮やかにお金が減っている。

トルコ:アジア方面からやってくると物価の壁で身動きが取れなくなるらしいが、
    ヨーロッパに行くのであれば、こんなものまだまだ序の口でもある。

ブルガリア:ブルガリアのバーで、ゲイの大男に『あなたはゲイですか?』
      と訊かれたのでいつもの日本人スマイルで『ノー』と首を横に振った彼は、
      そのままトイレに連れ込まれバージンを失ったらしい。

インド:ローカル路線バスである町にたどり着いたらストライキの真っ最中で、
    スト中に運行しているバスに怒った群衆に石を投げつけられ
    バスの窓ガラスを粉々に割られた、
    その中にいた日本人とドイツ人の青年がおる。

インド:牛が町を闊歩しているインド。
    狭い路地でUターンしようとした牛をやり過ごそうとしたら、
    つま先を踏んづけられて爪を剥がす羽目になった日本人がおる。

パキスタン:屋台や食堂で茶や飯を注文して食い、いざ会計の時になると、
      こちらが注文したにもかかわらず、「金は要らない!!」と
      代金を受け取ってもらえないことが時々、といわず、
      町によってはしょっちゅうあるらしい。