コンデンサー交換依頼の注意点

  ご依頼の前に車種・パーツ名・コンピュータ品番・液漏れの有無・症状
  過去に電解コンデンサーの交換歴の有無をメールでご連絡下さい


  また、コンピュータ品番により、コンピュータ内部写真をメールでお送り頂かなくてはならない場合があります
     
        電解コンデンサーの交換個数により、下記の金額になります(別途 代引送料)

   8個まで ¥17000 9個¥19000 10個¥21000 10個以上 1個増えるごとに¥2000プラス

   EG6・EG9・EG2は、8個タイプと10個タイプがあります 

  また、ユーザーが交換歴がないと思っていても届いたコンピュータに交換跡がある場合は、
  追加代金¥5000のお振込みが必要になりますので、ご了承下さい


    
           下記は、よくある事例です

 1、
自分で電解コンデンサーを交換しましたが、改善されなく、更に悪くなりました との連絡が多く
   ユーザーが、ヤフオク等のネット販売で、電解コンデンサーだけなら安いからと購入して、交換するのですが失敗されています
   ハンダ吸い取り線、手動のハンダ吸い取り器では、そう簡単に交換はできません(7〜8割失敗します)
   ハンダごてで、熱をかけ過ぎゴシゴシとやり、基盤配線の断線、ハンダの取り付け不良等があり
   慣れてない交換作業により、基盤の損傷が大きくなると弊社でも交換作業は不可になります
   
   また、液漏れがある場合は、基盤配線が断線している場合が多く、電解コンデンサーだけの交換では改善されません
   交換には、専用の自動ハンダ吸引器と経験(液漏れにより断線しやすい箇所の確認)が必要になりますので、
   安易にご自分での交換はお薦めしません

 3、静電容量は、元の電解コンデンサーと同じでなければいけませんが、
   
同じ耐電圧・耐温度では、また、破損する場合もありますので、ヤフオク・電子パーツ店での購入は注意が必要です

 4、
エンジンチェツク点灯している場合は、走行はしないで下さい
   更に液漏れが酷くなり、基盤配線の断線だけでなく、電解コンデンサー周りの電子部品を破損させて、修復が不可能になります

  
一番重要なのは、コンデンサー交換だけでなく、液漏れ・破損による基盤配線の断線修理が重要です
  
  また、誤解されている業者・ユーザーも多いのですが、液漏れ、膨張がないから正常ではありません
  経年劣化があるのに根拠もなく、液漏れがないから大丈夫という判断は間違いです
  液漏れ、膨張がなくても電解コンデンサーを交換したら症状が改善された、調子が良くなった という報告もあり
  電解コンデンサーというのは電解液が内臓されており、各自動車電装基盤は、高熱になりますので、
  経年と共に必ず、液漏れ、容量低下が起こり、場合により、高熱で電解コンデンサー燃焼及び爆発して
  コンピュータが燃焼して煙が出るとか 車が燃える例も過去にありますので、危険なのです
    
  液漏れ・膨張がなく・常温時で外したコンデンサーの容量チェックは正常でも
  走行中のコンピュータ基盤及びコンデンサーの温度は、80℃以上の高温になり、静電容量が変化します
  初年度登録から10年以上 経過している車の電装パーツのコンデンサーは交換をお薦めします

  
  
基本作業内容(車種、パーツ、品番、症状により異なります)
 
  1、電解コンデンサーの液漏れ、破損確認 液漏れによる基盤への侵食確認
 
  2、基盤、電子部品(IC、トランジスター、レギュレター、抵抗、電解コンデンサー以外のコンデンサー)の
    焼けがないかどうかの確認

  3、電解コンデンサーを外して、無水エタノールで、電解コンデンサー取付部分及び
    液漏れがある部分の簡易洗浄、
基盤の断線確認を行い断線がある場合はジャンパー線での修正
   

  4、フラックスを使用して電解コンデンサーの取付

  5、目視でのハンダクラック部分の修正
  
  
基本、以上の電解コンデンサーの交換及び液漏れによる目視(テスター)で、わかる範囲での基盤断線修理、
  ハンダクラック修正(これも重要)の作業のみになります

  また、プラスチックケースの電装部品は、分解時に爪の部分をマイナスドライバーを差し込んで開ける為に
  プラスチックの硬化によりケースの一部が破損する場合もありますのでご了承下さい


  よくご質問で 修理できますか?直りますか? との ご連絡を頂きますが
  不調の原因は、経年劣化による電解コンデンサー、液漏れによる基盤断線、ハンダクラック以外の
  電子部品・車両側の可能性もありますので、コンピュータの修理を約束するという作業ではありませんので、
  その点をご了承を頂ける方のみご依頼をお願いします


  また、車種、症状、基盤状態により、壊れやすいトランジスター、ダイオード、抵抗等のテスターチェックは行いますが
  このチェックで不良と思われる入手できる電子部品がある時は、ご連絡します(別途費用はかかります)


  一般的には、コンピュータ(エンジン・スロットル・AT・エアバッグ・ABS・エアフロ・メーター・エアコン・キーレス等)の
  不調の原因が、ほとんど、電解コンデンサーの経年劣化による液漏れ・破損・基盤配線の断線・ハンダクラックによる場合が多いです
  車に限らず、電装基盤には、電解コンデンサーがあり、劣化・液漏れ・破損は、必ず、起こります
  エンジンコンピュータだけでなく、各自動車電装パーツの電解コンデンサーも交換可能ですからお問い合わせ下さい

  
電解コンデンサー交換、液漏れによる基盤断線修理、ハンダクラックにより、下記のような不調な症状が改善される場合もあります
  
 
  1、エンジンが始動しない・始動性が悪い・アイドリングが不安定
  2、チェックランプが点灯する
  3、加速不良・燃費が悪い・レスポンスが悪くパワー感もない
  4、ATの変速異常・スロットルの反応が悪い・メーターが動かない

  5、各電装パーツの作動不良

  電解コンデンサーの寿命は、約2000時間(1週間に5時間の車の使用なら約8年の寿命)になり
  
10年以上の車の電解コンデンサーは、静電容量数値を計測して問題なくても 
  実際は、経年劣化から電圧・高熱になると機能をしていないので、電解コンデンサーの交換が必要です

  どの車種でも電解コンデンサーは、消耗品ですから不調になる前に電解コンデンサーの交換をお薦めします
  
  また、正常な中古のコンピュータ、電装部品も少なく、すでに古い年式の場合は、新品もありませんので、
  コンピュータ、電装部品が、破損した場合は、車が使用できない・車を売却も出来なくなります
  
  尚、エンジンコンピュータだけでなく、スロットル・エアフロ・ABS・エアコン・メーターパワーウインドウ・エアバック等の基盤
  パワーFC・金プロ・サブコン等の不調でも電解コンデンサー交換で、改善された例もありますので、メールでご相談下さい

  注意として、各コンピュータ、電装部品は、パソコン同様に精密部品ですから
  経年劣化、コンピュータの脱着時の静電気、取付時の電源の入力、運送中の振動(積み下ろし、荷物の投げ、落下等)により
  電解コンデンサーを交換する前は、正常・不調だったとしても 電解コンデンサーが正常になり
  周りの劣化している電子部品に負担がかかり、交換前よりも症状が変化・悪化する場合があります
  また、精密部品であるコンピュータ、電装部品は、何らかの原因で、突然、不調及び破損する場合もあります
  
  以上の事例もあり、作業後の各コンピュータ、各電装部品、車の修理費等の補償はありませんので、

  ノークレームという事をご理解とご了承を頂ける方のみご依頼下さい


  他社・ヤフオク等で、コンピュータ修理として、¥35000〜¥65000というのがありますが
  ほとんどは、コンピュータの基盤修理でなく、電解コンデンサーを交換するだけの場合が多く
  その修理という名の電解コンデンサー交換で、上記の費用を設定しています
  また、修理業者と言われているショップでも電解コンデンサー以外のコンピュータの不調の原因のICのチェック及び交換は
  簡単にできるものではなく、出来たとしても高額な修理代金がかかります
 
  
一般的に電解コンデンンサー交換作業を行っている 105℃タイプは、自動車電装用の電解コンデンサーではありません
  
純正は、85〜105℃を使用している場合が多いのですが、ただ、同じ105℃に交換しても また、壊れます
  実際 105℃タイプは、交換後2〜3年で、破損した例もあり、また、走行時のエンジンコンピュータは、
  触れないぐらい熱くなり、105℃タイプは、自動車電装用ではないので、劣化・膨張・液漏れ・破損するのです
  また、105℃の長寿命タイプ(5000〜10000時間等)を使用しても温度が、10℃上がると寿命が半分になる為に
  超寿命タイプよりも高温度のタイプに交換する事が、耐久性があるという事になります
  従って、現在、105℃に交換している場合でも交換をお勧めします

  
弊社では、耐久性・信頼性のある国内メーカーの自動車電装用の125℃タイプの電解コンデンサーに交換致します
  ただし、125℃タイプの規格のない品番・製造中止・在庫切れの品番・両極性の電解コンデンサーは、
  105℃タイプ(国内メーカーでない場合もあります)で交換します


  
 電解コンデンサー交換のご依頼の手順

   1、メールでご連絡後 弊社からの回答後に コンピューターを送料元払いの午前指定で下記にお送り下さい

   2、返却日数は、往復で、4〜6日ぐらいで、ご返送致します
    
   3、お支払いは、代金引換になり、電解コンデンサー交換代金+代引送料(全国一律 ¥2500 北海道・沖縄 ¥3000)

      
  KSROMは、カーショップでなく、メーカーになりますので、通信販売のみで営業していますので、
  お近くの方でも持ち込みは、行っておりません
  
 送り先 〒662−0882 兵庫県西宮市上ヶ原8番町10−14−4  

     ケ イ エ ス ロ ム   0798−55−7060 (音声案内のみ)

  ホームページアドレス http://bccweb.bai.ne.jp/ksrom/
  メールアドレス     ksrom@bcc.bai.ne.jp  

     ご質問等は、メールでご連絡下さい 24時間以内にご返信します
     弊社からの返信がない場合は、ユーザーからのメールが弊社に届いてない場合がありますので
     送信のメールをご確認下さい



          以上をご了承の上、電解コンデンサーの交換をご依頼下さい