極 真 精 神


頭は低く目は高く
(偉そうな顔をしないで、心は常に前向きに)

口を謹んで心広く(余計なことを言わず、肝要な心で人と接する)

孝を原点として他を益す(親孝行を原点とし、他の人にもその心で接すると皆が幸せになる)

強さを求め探求する修行過程において、忍耐を覚え強い体と強い精神力が養われます。

強くなったときに、間違った考えを持つと他人に迷惑をかける人間ができます。
ただ格闘で強くなっただけでは、粗暴な人間ができます。

他人を思いやれる優しさや寛容な心を育成しなければ武道とは言えません。

極真カラテは、親孝行を原点に他人も思いやれる心を育成し、人間として大切なものを学ぶ道です。

返事をしましょう!

門下生は、話を聞いたら必ずその場で返事(答えをだして)をする稽古をします。
自分が話したときに他人が聞いてくれなかったら、どんな気持ちがしますか?
他人に対して失礼なことをすると、その人が嫌な思いをします。
これは、自分が人に嫌なことをされると気分が悪いと思うことと同じです。
自分の行動は、必ず自分に返って来るということを理解してください。
それが、自分を大切にすると言う事です。

親を大切にしましょう!

一番大切に思ってくれる親を一番大切にしなければなりません。
次に、自分の事を大切に思っててくれる家族です。
そして自分を育ててくれる先生、先輩、共に頑張る友達と続きます。
こう言う風にものの本質を感じ、昔から伝わる常識の本質を理解し、人として大切なものを
当たり前のように思えるようになれば、人生も素晴らしいものになると思います。

恥を知りましょう!

現在の風潮は頑張ることが格好悪い知らないことが当たり前などと、恥というものがわから
なくなっています。
「聞くは一時の恥、聞かぬは末代までの恥」という言葉があります。
最初は何も知りません、そこからいろいろ知識を増やすから人間なんです。
何も知らないでは、他の動物と変わりません。
自分の人生を素晴らしいものにするには、知識を増やし目標を持って頑張ることしかないの
です。

努力をしましょう!

人として成長するのには努力が必要です。
これには目標が無ければできません。
少し先の目標を持って、少し頑張れば届くからやってみよう!と思う心、これが大切です。
そして継続することによって、届かないと思っていたところに届いたとき必ず何かが掴めます。

我慢しましょう!

心も体も頑張れば、それより頑張ろうと強くなります。
その為には忍耐が必要です。
現在は、その忍耐の無い教育なされ善悪の区別がつかず、自分の思うようにならなければ
我慢できず他人を傷つけるような人間が増えています。
これからは、そういうわがままな人が増え犯罪が多くなると考えられます。
自分自身、またはご自身の子供たちがそんな人に被害を受けないため、そんな人にならない
ためには、やはり正しい教えの道で修行するのが一番です。

いやだなぁと思うことでも正しいことならやってやろう、と言う気持ちの持てる人になりたい。
そういう、大切なことを教えられるのが極真カラテと言う武道です。
辛いこと苦しいことを乗り越え、たくましい格好の良い人に成長してください。

世界中に兄弟のような仲間ができます!

入門すれば仲間はみんな兄弟同然、それも目的が同じなので安心できる信頼関係です。
極真カラテは世界中どこの国にもあります。
そんなたくさんのすばらしい仲間のできる、極真カラテを是非体験してください。