ホーム

ご存知ですか 「ふれあい文庫」の活動を
てんやく絵本 ふれあい文庫
代 表 岩 田 美 津 子
  お気に入りの絵本を何回も繰り返し読んでもらった子ども時代。絵本は文字を覚えるのに役立つだけでなく、そこに描かれた絵の世界を眺めることで子どもたちの豊かな創造力や感情をも育みます。そして何よりも、絵本を間にはさんで過ごす時間を持つことで、家族とのふれあいも深まるのではないでしょうか。
  でも、子どもが、あるいは、絵本の読み手となる家族が視覚障害者の場合、市販の絵本では十分に楽しむことができません。
  「ふれあい文庫」では、そうしたご家族のために手づくりの「てんやく絵本」を作り、全国の視覚障害者の方に郵送による無料貸出のサービスを行っています。
てんやく絵本とは・・・
  一般に市販されている絵本の文章を透明なシートに点訳し、原本の活字部分に貼付。また、同じシートで絵を形づくって貼りこんだり、説明文を書き添えたりしてあります。見える人と見えない人が、一緒に楽しめるように工夫した絵本です。(サンプルはこちら。
  この「ふれあい文庫」は 1984年 に「岩田文庫」として自宅に開設し、 1987年にてんやく絵本の郵送料無料化が決定、 1991年 に社会福祉法人 視覚障害者文化振興協会の 一事業に加えられ名称を「ふれあい文庫」と改称、その蔵書数は 10,000冊を超え年間約 6,000冊の貸出を行うようになり、現在 100名を超えるボランティアがこの活動を支えています。
  子どもに絵本を読んでやれる喜びは、何にも替え難いものです。そんな喜びを一人でも多くの方に味わっていただくために、これからもボランティアの方たちと力を合わせて楽しい絵本、すばらしい絵本を送り続けたいと願っています。
連絡先
〒550-0002
大阪市西区江戸堀1丁目25番35号  近商ビル2階
特定非営利活動法人 てんやく絵本ふれあい文庫
TEL/FAX (06) 6444-0133

電話によるお問い合わせは、年末年始および祝日を除く水曜から土曜までの、午後1時30分から4時30分までの間にお願いいたします。

ホーム 「ふれあい文庫」について  図書の販売