ふれあい文庫－ごあいさつ

	ごあいさつ
	～　ふれあい文庫はNPO法人として、新たにスタートしました。　～

	平素はふれあい文庫の活動にご支援・ご協力賜り、心より感謝申し上げます。
	ふれあい文庫では１９８４年より、てんやく絵本の製作と貸し出し活動を開始し、目の見えない人と見える人が一緒に楽しめる絵本をお届けしてまいりました。また、併せて、見えない人たちが、晴眼者と同じように、書店や図書館で気軽に手に入れることのできる点字つき絵本･さわる絵本の出版を進める活動を、主要な絵本出版社の方々と進めています。これまで多くの皆様に支えられ、おかげ様で、私たちの活動も、大きく広がってまいりました。今後さらに、てんやく絵本の輪を広げ内容の充実を図るために、今以上に各方面から認知していただくと同時に、一層のご支援を求めていかねばならない段階にきています。
	そのようなことから、更に運営の透明性をはかり、一層公益の増進に寄与してゆこうという決意の下、２０１１年夏から法人格取得の準備を進め、２０１２年１月２３日に、特定非営利活動法人（ＮＰＯ法人）格を取得し、新たなスタートを切ることになりました。
	一方、２００１年からは、大阪市内にお住まいの障害者の皆様にも、ふれあい文庫の活動に参加していただく作業所としての取り組みも行ってきました。この事業も大阪市の制度変更に伴い、２０１２年４月より地域活動支援センターを設立し、近隣の障害者作業所と合同で作業所を運営していくこととなりました。ＮＰＯ法人は、支援センター運営主体として大きな責任を果たしていくことになります。
	以上のように、新たなスタート台に立った私たちですが、「絵本を必要とする多くの視覚障害者の皆様に、見えない人と見える人とが一緒に楽しめる絵本をお届けしたい」というふれあい文庫創設以来の思いを大切にしながら、活動の充実と発展に努めてまいります。
	今後とも引き続き、ご支援・ご協力賜りますようお願い申し上げます。

	２０１２年３月
	特定非営利活動法人　てんやく絵本ふれあい文庫
	代表　岩田美津子

	NOP定款(PDFファイル)