【2月1日号/シカゴ】
何日から始まったか分からないが1月28日まで "モンゴメリ・ブラザーズ" はシカゴに
ある "サザーランド" に出演した。
Wes Montgomery(g) Buddy Montgomery(p) Monk Montgomery(b) unknown(dr)
Live at "Sutherland", Chicago; until 1/28
【2月1日号/ニュー・ヨーク】
1月30日から2月11日まで "モンゴメリ・ブラザーズ" はニュー・ヨークにある "ヴィ
レッジ・ヴァンガード" に出演。
ジャッキィ・ケインとロイ・クラールが同期間クレジットされているが、共演したかどう
かは不明。
Wes Montgomery(g) Buddy Montgomery(p) Monk Montgomery(b) unknown(dr)
Live at "Village Vanguard", NY; 1/30-2/11
【2月15日号/ニュー・ヨーク】
ミルト・ジャクソンと "モンゴメリ・ブラザーズ" のレコーディングがリヴァーサイド
で行われる予定。(訳注: 直前に "モンゴメリ・ブラザーズ" は解散したため計画倒れ)
【6月21日号/サン・フランシスコ】
ウェスは "ジャズ・ワークショップ" でジョン・コルトレーンのクウォーテットに参加
するが、レギュラーとなる申し出を断った。 (訳注: 同誌ライヴ情報によると、同クラブ
にコルトレーンは5月1日から5月20日まで出演しているが、すべてにウェスが参加した
かどうかは不明)
【7月5日号/サン・フランシスコ】
ガンサー・シュラーの指揮で11人のメンバーはカリフォルニアのオージャイで演奏し
た。
昼までで終わったためエリック・ドルフィは引き続きジャズワークショップでジョン・コ
ルトレーンのグループに参加した。
それは5月20日(日)午後、コルトレーン・グループのライヴに、ウェス・モンゴメリとオ
ークランドのジャズ・ヴァイオリスト、マイク・ホワイトが参加することになり、専属の
人たちの演奏は取りやめた。(訳注: この日は確実にウェスの参加が確認できた)
John Coltrane, Eric Dolphy, Wes Montgomery, Mike White, McCoy Tyner, Jimmy Garr-
ison, Elvin Jones
Live at "Jazz Workshop", San Francisco; 5/20
【7月19日号/サン・フランシスコ】
6月24日(日)と25日(月)の2日間、ウェスはバークレイにあるカフェ・ハウス "ツボ"
にてジョニィ・グリフィンとのセッションを成功させた。 (訳注: 勿論サポートはケリィ
・トリオであり、レコーディングされたのは25日(月)であるが、24日はされたかどうかは
不明。さらに好評だったことから次週もウェスは出演しているがメンバーの詳細は不明)
【7月19日号/シアトル】
"ペントハウス" においてモンゴメリ兄弟 (訳注: 兄弟のバンドは解散しているのであ
えてそのように呼ぶ)の出演が予定されている、というだけのもの。
【9月13日号/サン・フランシスコ】
モンテレイ・ジャズ・フェスティヴァルが9月21日(金)〜23日(日)に開催され、最後の
日の夜の部には、ルイ・アームストロング、ディジィ・ガレスピ、カーメン・マクレイ等
の合間にウェスは既に解散していた "モンゴメリ・ブラザーズ・クウィンテット" として
出演した。詳細なメンバーは不明。
【11月8日号/シカゴ】
ナプタウンからのニュース:
重大な顎筋肉問題を持ち続けるデイヴ・ベイカーは、彼のメイン楽器であるトロンボーン
を吹くことをほとんど不可能にしているが、インディアナポリスでビッグ・バンドのリハ
ーサルをしている。
そのメンバーには、トランペットのアル・キガー、テナーのポール・プルムルエー(二人
ともベイカーとともに演ったか、あるいはジョージ・ラッセルと一緒だった) 、そしてこ
の春ノートルダム大学でのカレッジ・ジャズ・フェスティヴァルにおいて選ばれた若いア
ルトのジェミィ・ アエベーソルドがいた。
ベイカーは、再びインディアナポリスで定住しているように思われるウェス・モンゴメリ
がそのバンドと一緒に演るかもしれないと言った。ベイカーはそのグループのために奔走
しているが、レコード会社とは契約しないとのこと。 (訳注: 実現しているのかは不明)
1957年のベイカーのビッグ・バンドはガンサー・シュラーの努力を通して全国的に注目を
得た;
ベイカーがインディアナポリスの小さなクラブでコンボを演っていたころの中心人物は、
その後ジョージ・ラッセル・セクテットの一員となった。
(訳注: ベイカーとウェスは勿論インディアナポリス時代一緒に演った人物で、その写真
がエイドリアン・イングラム著の「ウェス・モンゴメリ」の中に掲載されている。)
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