ウェス・ドール
Copyright : Kimiaki Ishizuka
本サイトを訪れた偉大な人を紹介します。
人形作家・写真家の石塚公昭氏は、1977年東京クラフトデザイン研究所陶磁器科卒後、製陶業に
従事し1982〜84年ギャラリーアメリア・池袋東急ハンズ他に出品し、1985年には第1回人形達展
招待出品 (銀座プランタン)以来、その後現在までに数多くの展覧会に出品を重ねてきました。
その功績が評価され、TV、TVCM、書籍表紙等で彼の作品がとりざたされ日本の人形制作家
としての地位を確立されました。
では、その経歴を紹介します。
1983 ニュース・ワイド NHK
美の世界・アート・ナウ 日本テレビ
1985 ブルータス マガジンハウス
1986 ミッドナイト・ジャズ・タイトル・バック テレビ東京
1987 イラストレーション 玄光社
ブルーノート・JAZZ・ヒストリー 新潮文庫
文化シャッター TVCM
オーディオ・グラフィック 8・10月 NHK衛星
1988 スティービー・ワンダーに作品贈呈
EGO(高橋幸宏)アルバムジャケット・オブジェ制作 東芝EMI
1989 ブルーノート・JAZZ・ヒストリー 東芝EMI 続・続々
ジャズ解体新書 後藤雅洋 対談集 JICC
1990 B・B・キングに作品贈呈
1997 サントリー・ウイスキー TVCM
トゥナイトU テレビ朝日
日本経済新聞 文化爛・ 写真の中で生きる人形
本格ミステリー・ベスト10 東京創元社
1998 ブルース・クラブ・ガイド シンコー・ミュージック
季刊銀花 夜の夢こそまこと
1999 太陽 特集人形愛 平凡社
2000 展評 石塚公昭観念世界の肖像 アート・ヴィレッジ
中でも、特に私として眼を引いたのがウェスの人形なんですが、そのあたりの制作の苦労話しを
紹介します。
Q:人形の大きさどれぐらいあるのですか。
A:ウエスは坐っていますので、30数センチでしょうか。40はないと思います。
Q:何を参考に作られたのですか。できれば、そのあたりの事情詳しく説明お願いします。
A:手持ちの写真を参考にしました。初めに顔を造り、次に楽器を造るのですがその際、私
はいつも目分量で造ります。
楽器は模倣するだけで創作する部分がなく、じつは苦痛だけなんです。そのギターをや
っと造り、オクターブ奏法をと親指でギターを弾いてるところを造ろうとしたら、ギタ
ーが大きすぎて、やむなくあのようなポーズにしました。
ですからギターは写真の背景に使うしかないという、失敗をしました。(昔、チャック
・ベリーでも同じ失敗をしました。)
ウェスにも贈呈してあげたかったですね。
では、石塚公昭氏のサイトに一度訪れてみてください。石塚公昭のホームページ
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