反者
道之動
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もとにかえることが、「道」の動きとなる。
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反
「厂+又(て)」で、布または薄い板を手で押して、そらせた姿。そったものはもとにかえり、また、薄い布や板はひらひらとひるがえるところから、かえる・ひるがえるの意となる。
動
重は「人が地上を足で突く形+音符東(つらぬく)」の会意兼形声文字。体重を足にかけ、足でとんと地面を突いたさま。動は「力+音符重」で、もと、足でとんと地を突く動作。衝(どんとつく)や踊(とんとんと上下にうごいて重みを足にかける)と近い。のち広く、静止の反対、つまりうごく意に用いられる。
弱者
道之用
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柔弱なものが、「道」の用(はたらき)となる。
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弱
彡印は模様を示す。弱は「弓二つ+二つの彡印」で、模様や飾りのついた柔らかい弓。
化
左は倒れた人、右は座った人、または、左は正常にたった人、右は、妙なポーズに体位をかえた人。いずれも両者をあわせて、姿をかえることを示した会意文字。
天下万物生於有
有生於無
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天下の万物は「有」に於いて生じる。「有」は「無」に於いて生じる。
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反者 道之動
弱者 道之用
天下万物生於有 有生於無
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もとにかえることが、「道」の動きとなる。柔弱なものが、「道」の用(はたらき)となる。天下の万物は「有」に於いて生じる。「有」は「無」に於いて生じる。
▽ ちょっとシンプルな解釈!? ▽
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反者 道之動
弱者 道之用
天下万物生於有 有生於無
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もとにかえることが、「道」の動きとなる。柔弱なものが、「道」の用(はたらき)となる。天下の万物は「有」に於いて生じる。「有」は「無」に於いて生じる。
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