皮膚のトラブルは、薬を塗れば、治ると思っている方が、多いようです。
薬は、異常な反応を、鎮めそして本人の自然治癒力を、助けるものと
私は、思います。
治療には
1、かぶれたり、痒くなった原因からとうざける。
2、皮膚を擦ったり、掻いたり刺激しないようにする。
3、清潔にする。
4、やさしいクリ−ムなどで、保護する。
5、我慢できない痒みには、早めに薬を使う
ステロイドの塗り薬が、怖いから使いたくない言う人がいますが、
これは、ステイロイド剤の副作用が、強調されすぎているせいでしょう。
正しく使えば良く効く薬です。
ステロイド外用剤は、皮膚の異常反応を抑える薬ですが、皮膚の増殖、再生、免疫も
抑制します。
長期連用により皮膚が薄く弱くなり局所免疫力低下により感染症を起こし、
前よりひどくなる場合があります。
つまり、必要な作用が、使い方で悪い作用に変わるのです。
この副作用は、薬の乱用や誤用によると思います。
専門医は、副作用を考慮にいれて、薬効の強さや、剤型の異なるステロイド外用剤を、
症状、病変部、年齢、投与期間、などを十分考慮して、使う事ににより副作用の出現を
抑えています。
ステロイド外用剤も、薬に、よるアレルギーは、別として、塗ったからすぐ副作用も
出るわけではないし
専門医の指示を守って使えば、心配ないと思います。
皮膚病は、患者さん自身の養生が、治療には重要だと思います。
薬局で販売されているステロイドの塗り薬も作用の強い薬から弱い薬、
最初は強く数十分もすると弱い薬に変わる薬と色々あります。
薬局で買う時は、よく相談してください。
1、温めても、変化がない。もしくは痛くなる。
2、少し押さえるだけで痛い。
炎症を起こしていると思いますので
消炎鎮痛剤などが配合された湿布やぬり薬良いと思います。
それでも痛みがとれず特に左側の凝りが、ひどい時は
病院に行ってください。
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