短い旅の後-エピローグ-

    旅の中で、僕はやりたいことをやり続けた。
    それは、インドの地で、思いっ切り、シャッターを切るってことを。
    こんなにもシャッターを切るのが、楽しかったことは、なかったし、旅をしている自分自身が、こんなにも生き生きと輝いていたこと。

    日程的には、あと3日、いや2日あれば、ジャイサルメールにも行きたかった。

    でも結果的には、大満足な旅だった。

    14泊15日の短い旅を終え、日本に帰ってくると、ちょうど新型インフルエンザの感染者が、北米の海外帰国者から見つかって、大騒ぎしていて、海外から帰ってきたという理由で、更に一週間の休みをもらってしまい、結果的に23連休となった。

    この休みのおかげで、僕は、インドで撮ったモノクロフィルム11本の現像を終えることが出来た。

    やりたいことをやったって、こともあってか、帰国後は、気分的に、ものすごく楽になったし、人と接することに対しても無理することもなくなった。

    もっと、もっと自分を出していけばいい。

    まぁ、そんな感じで、楽になれたことは、すごく良かったと思いました。
    旅は、僕にとって、最高の薬です。

    写真に関しては、今回インドで撮ってきた写真で、個展(Asian Generation -インド編-)もすることが出来た。
    過去の写真ではなく、今の自分の写真を展示できたことは、すごく自分に自信も与えてくれた。

    これで一区切りと言うか、始まりの始まりとでも言うのか、これからの人生が楽しみになってきました。

    まだやりたいことをやり尽くしてはいないので、短い旅は、まだ続きます。
    写真の展示もまだまだ続けます。


    やっぱり、このインドの旅は、始まりの始まりなんでしょうか?

    それと最後に、旅は絶対に楽しくないといけない。
    と思いました。

    ジョードプールにて


    ●旅行期間と訪問地

     2009年4月25日〜5月10日
     デリー、ジャイプール、ウダイプール、ジョードプール

    ●使用カメラ

     オリンパスOM-2(ZUIKO 50mm f1.8 / ZUIKO 35mm f2)
     ローライ35T(Tessar 40mm f3.5)

    もう一台、ライカCLを持っていったが、ジャイプール観光で、フィルム1本(カラー)使っただけ。
    あとの2台は、気分次第で持ち替えていた。


    ●使用フィルム

     カラー(エクター100 コダック) モノクロ(T-MAX400 コダック)

    今回の旅で撮った写真枚数は、約700枚。
    フィルム20本。モノクロ11本、カラー9本。
    モノクロは、主に街散策用として、カラーは、観光地用として、使い分けていた。