ようこそ、特定非営利活動法人フォーワンズスペースのホームページへ
弊社では、介護事業と地域福祉活動を展開しています。
どちらの事業・活動とも年齢、性別、障がいの有無等に関わらず支援しておりますが、
特に、聴覚障がいの方、視覚障がいの方、高齢老化に伴い誰しもが不自由になるであろう
視覚・聴覚にフォーカスをあて支援活動を行っています。
聴覚障がいの方には、気軽に集まれる集い場として「花ことば」を開催しています。
また、社会に聴覚障がいの方の理解を深める活動として、地域へ筆談ボードを配布しています。
視覚障がいの方には、同行援護を提供しています。
また、スマホやPC等の利用が当たり前となった今日、聴覚や視覚障がいを持った方・知的障がいのある方、高齢者でも気軽に情報を手に入れ、社会参加や生きがいを見つけることができるよう、スマホ利用相談窓口を設置IT相談を承ります(令和5年1月より事業開始予定)。
→各事業の詳細はバナーからお願い致します。
聴覚・視覚障がいの方についての福祉増進にご協力お願い致します。
聴覚障がいの方のコミュニケーションについて
聴覚障がいの方の
コミュニケーション方法は様々です。理由は、耳の聞こえの程度、聞こえにくくなった時期等でコミュニケーションの習得状況が異なるからです。
具体的なコミュニケーション方法は音声での会話、手話、筆談、読話(相手の口の形や動きで言葉を読み取ること)ジェスチャー等があります。人によってコミュニケーション方法は違うので、これが正しいというコミュニケーション方法はないのです。
手話が出来なくても、
筆談やジェスチャーで伝えることができます。聴覚障がいの方と出会った際は、まず、どのようなコミュニケーション方法を取ればよいか、ご本人に尋ねてみたください。
→手話ができないからとあきらめないでください。
聴覚障がいの方が困っていること、配慮等
@環境に配慮をしましょう。
複数の人が一度に話す場合は
一人ずつ会話をしましょう。
→複数の人が一度に話をすると言葉の聞き取りが非常に難しくなります。手話や筆談者がいても一度に複数の人が話すと、その通訳も非常に難しくなります。その結果、十分情報が伝わらず会話に置いていかれる事になります。
静かな場所で正面から話をしましょう。
→周囲が騒がしいと聞き取りが一層難しくなります。また横から話をすると読話を正確に行うことも難しくなります。
正面から口を大きくあけ、ゆっくり、静かな環境で話をしましょう。
※必ずしも大声で話をしないといけない訳ではありません。
A聞きにくい言葉は配慮を。
口頭で説明をするときに配慮をしてください。
→例えば
・わたし・はさみ・はやい等口の動きだけ見れば、3語ともほぼ同じに見えます。
・人の名前で石井さん(いしい)・畠中さん(はたなか)口の動きはそれぞれ「い」と「あ」のままで動きません。
・他、おじさん、おじいさん、おにいさん。一文字聞き間違えるだけで、大きく意味が違います。
以上のように、混乱が生じやすい言葉を使うときは
メモ等を渡したり、言葉の前後に
手がかりとなる言葉を挿入することで相手が状況を推測しやすく伝わりやすくなります。
B緊急時は声をかけてください。
→駅や電車、バス等の
アナウンスは聞き取りにくいです。周囲の状況を把握できないため、困っている方がいれば声をかけ、状況を説明しましょう。