クリードが言うウェスの次回作のことで、SJ誌1988年8月号
に【ジョージ・ベンソン "ウェス・モンゴメリ伝記映画" 出演と
JAZZを語る】でその後のことが小川隆夫氏のベンソンへのイ
ンタヴュー記事に書かれてあった。
「ベンソンがA&Mから第1弾を放った際のキャッチ・フレーズ
が "第2のウェス・モンゴメリ" であったことを忘れてはなるま
い。
Shape of Things to Come/Geoge Benson
『あれは別に初めから計画されていたものではなかった。A&Mに最初に吹き込んだアルバム《シ
ェイプ・オブ・シングス・トゥ・カム》は実のところウェスのためにセッティングされていたレコ
ーディングだったんだ。それがさっきも言ったように、彼が突然この世を去ったため代役が必要と
なった。
レコーディングを中止するにはあまりにも費用をかけ過ぎていたんだね。そこで僕に白羽の矢が立
ったという訳だ。』ベンソンの言葉通り、《シェイプ・オブ・シングス・トゥ・カム》はクリード
・テイラーのプロデュース、ドン・セベスキーのアレンジという、大ヒット作《ア・ディ・イン・
ザ・ライフ》で代表されるウェスのA&M3部作と全く同じ路線上にあるプロジェクトだった。」
という訳なんですが、これは是非一度聴いてみる価値がありますね。
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