今年のウェス・トリビュート・ライヴは特別だった。
何が特別かというと、ニ夜にわたりウェス派ギタリストの宮之上氏と小泉氏が江戸川区小岩にあ
るジャズ・ライヴ・スポット "フルハウス" の開店27周年を迎え、“ウェスと共にTwo Days”
という企画に招かれたと言うのである。
過去、こんな絢爛で贅沢極まりないライヴがあっただろうか。
しかもいずれのグループもギター、オルガン、ドラムスというウェスが最も好んだ理想の編成で
ウェス物を演ったというたいへん意義ある内容であった。
まあ、 "フルハウス" にピアノがなかったということで成るべくして成ったといえばそれまでだ
が、これも我々ファンにとっては堪らない見所のひとつであった。
では、そのライヴの模様を企画された松崎和之氏に紹介していただく。
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