. ◆(略)
胡
. ◆「楽しく跳びまわる蝶になりきって」とされています。
栩
. ◆「のびのびと快適であったからであろう。自分が荘周であることを自覚しなかった。」とされています。
喩 適 志
* あまりに有名な話ですが、実際はもう少し含みがありそうです。昔、荘周(荘子)は夢の中で、胡蝶(全身を覆い尽くす大きな蝶)になった。ひらひらと自由に舞い飛ぶ胡蝶(全身を覆い尽くす大きな蝶)だった。自ずと邪魔な既成物は抜け去り、心の向う志とぴったりと適合して、 自分が周であることなど知らなかった。
. ◆「ところが、ふと目がさめてみると、まぎれもなく荘周である。いったい荘周が蝶となった夢を見たのだろうか。それとも蝶が荘周となった夢を見たのだろうか。」とされています。
覺(覚) 蘧
. ◆「荘周と蝶とは、きっと区別があるだろう。こうした移行を物化(すなわち万物の変化)と名づけるのだ。」とされています。 必 化
突然にして、はっと目が覚めたのは、 つまりは、振幅するように行き来する周だった。 さあ分からないぞ、周の夢で胡蝶になったのか、 胡蝶の夢で周になったのか。 周と胡蝶とは、つまりは分かれ目があるのは必至のことだ。 これこそ、「物は化ける」と言うものだ。
▽ ちょっと深読み的解釈!? ▽
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