ＫＳＲＯＭ・ＲＯＭチューンの注意点
ＲＯＭチューンは、数多くのメーカー、ショップなどから販売されていますので
ユーザーの皆さんは、ロムを選ぶのに何を基準として選べば良いのか？アドバイスを致します。
１、メーカー、ショップに問い合わせをした時に、
車の状態・走行距離・交換しているパーツ・メンテナンスが出来ているか？などを
あまり聞かないで、ロムチューン出来ます！なんて言う場合は、
例えば、病院で診察もしないで、適当な薬をもらってお金を支払うようなものだからダメ！
メンテナンスが出来ていない、調子悪い場合は、
どんなに良いロムを取付けても調子は、良くなりません
２、実際に自分が購入したいと思っているメーカーのロムプログラムしている人に、
自分の車についてどれだけの事を知っていて、どのようにプログラムしているか？
詳しく聞いてみる ここで矛盾した話が出てくるようだとダメ！
従ってユーザーも多少は、勉強しておきましょう
プログラムしている人がいない場合は、注意して下さい。
コピーしたロムとか 他社に依頼している場合も多く、
仕様変更した時にロムの書換が出来ない 時間がかかるなどの問題があります。
３、有名メーカー、ショップ、通販専門店でも ”吊るしのコンピュータ” には、注意しなければいけません
吊るし とは、ユーザーから注文が入る前に出来ている
コンピュータでプログラムが決まっています。
ライトチューンぐらいなら問題がでないようになっていますが
かなり マージンを取っていてノーマルとほとんど性能が、変わらないと言うのが多く
特に自社ロムでない場合に多いのです。
吊るし かどうか？自社ロムでないかどうか？の見分け方は、
例えば レブリミッターが自由に変更できるかどうか？
また、ステージアの２８０ＰＳはロムチューンできるが、２３５ＰＳは出来ないとか
同じエンジン系なのにロムチューンが出来ないというのは、
少し疑ってみた方が良いと思います。
４、価格が安いからとか？有名メーカー、ショップだからとか？
現車合わせだからとか？で選んでしまうと失敗する場合が多く、
要するにロムチューンは、プログラムをしている人の考え、経験、ロムデータが
左右しますので、上記に１、２、３、の話の中から判断した方が良いと思います。
KSＲＯＭチューン後の注意点について
何か？調子が悪くなればロムを疑うユーザーが、多いのですが
ＫＳＲＯＭの場合は、最初の取り付け直後に始動不良、チェックランプ点灯、
セッティングが合っていないなどの異常がなければ、しばらくして不調になる事はありません
ＲＯＭチューンは、基本的に各リミッターの変更、燃料・点火マップの変更だけですから
トラブルが出るとすれば、プラグが白っぽいか？濃いか？ノッキングが出るか？の３点です。
ＲＯＭチューンしても安心しては、ダメです。
メンテナンスが出来ているか？プラグの焼けは正常か？ノッキングは、出ていないか？
パワー、レスポンスに問題がなかっても必ず、定期的にチェックして下さい。
ＲＯＭチューンは、１年間の季節などの温度差を考えてプログラムしますが、
この点を考えていないロムチューンがほとんどで、
冬場は燃料が薄くなりプラグも白っぽくなりやすく
ノッキングも出やすくなるので注意しましょう
そのような症状は、ＫＳＲＯＭは、１００台に１台ぐらいです。
でも真夏の２６度以上の気温になると吸入温度及び油温・水温が高くなりやすい為
ノッキングも出やすくなりますので、ノッキングが出ないブーストで使用して下さい。
ノッキングについて
ノッキングは、特にブルブースト以降にでる場合が多いのですが
その状態で走行しているとエンジンブローします。
軽いノッキング音は、チッチッ・チリチリ カリカリ・ガリガリ と
ノッキングの強さによって音が違います。
ある回転域だけでる場合とか 継続してでるとか 様々ですが
窓を閉めた状態で、注意してエンジン音を聞いていると確認できます。
原因は、いろいろありますが、主な原因は
１、一番多いのが、メンテナンスが出来ていない （ホームページのメンテナンスを参考にして下さい。）
２、ブーストの上げ過ぎ
３、センサー等の不良・個体差
４、点火マップの進角が大きい
５、燃料マップが薄い
６、粗悪ガソリンによる原因（今までと違うメーカーを入れた場合、よくあります
）
７、気温が高い時期（２５度〜）は、気温・湿度・吸入温度が高くなり
ロムプログラムに関係なくノッキングがでやすく、
ノッキングがでないブーストで使用して下さい。
４・５の場合は、ロムが原因なので、４・５以外が、正常な場合は、ロム書換が必要です。
プラグの焼け具合のチェックについてですが、
全開直後のプラグの焼けは、プラグのガイシ（新品は、白色）に薄いきつね色〜きつね色がベストです。
プラグのメーカーについては、信頼性のあるＮＧＫ製に交換して下さい。
どのメーカーでもＲＯＭチューンは、リミッター・マップだけのデータ変更（数値変更）ですから
取付直後の初期不良でない場合、ＲＯＭチューンしてコンピュータ本体が破損するとか、メーターが動かない、
エアコンがきかない などはありえません
ロムは、コンピュータ本体から電源を入力していますので、コンピュータ本体がショートすれば、
ロムも当然、作動しませんからコンピュータ本体を破損させる事はありません
この点を誤解されているユーザーが多く、コンピュター本体が破損した時に
ロムが原因と思われているユーザーがほんとに多いです。
コンピュータ本体も電子パーツですから何らかの原因により壊れる時はあります。
エンジンブローについてもすぐにロムが原因と思われる勉強不足のユーザーも多く
車は、機械物ですからエンジンも良好で、走行距離も少なく、メンテナンスも出来ていて、
ノッキングもなくプラグも良好で、無理な走行をしていない場合でも 何らかの原因により壊れる時は壊れます
車も人も突然、調子が悪くなる場合は、当然、ありますので、ご理解下さい
ただ、日常のメンテンナンス・車の状態をチェックしていれば、トラブルを防止できる場合もあります。
コンピュータ本体の販売ではなく、ロム・データの書き換えですから
落札後は、必ず、現車に取り付けている正常な完全ノーマルコンピュータをお送り下さい
また、イモビ付き車の場合は、現車以外のコンピュータ以外は、エンジンが始動しませんので、ご注意下さい
尚、ロムだけ及びデータ販売・ノーマルロムの返却は出来ません
尚、コンピュータの先送り・貸出等は、行っておりませんので、必ず、現車のノーマルコンピュータをお送り下さい
ロムチューンする場合は、車が良好で、全てのメンテナンスが出来ていて、異常がない事が前提です。
必ず、入札前に下記のメンテナンスを行って下さい。
車が調子悪いとか メンテナンス・必要交換パーツが出来ていないとエンジンブロー・ノーマルよりもパワーダウン
ノッキング発生・プラグ焼け過ぎ等になります
ロムチューン後は、完全にメンテナンスが完了するまで、４０００ｒｐｍ以下で、走行して下さい
メンテナンス及び必要交換パーツを行っていないでユーザーで、即エンジンブローした例もありますので、くれぐれもご注意を！！
| 走行距離 | メンテナンス |
| 定期的 | エアクリーナは、汚れたら洗浄でなく、交換して下さい。 エアフロセンサー（日産・スバル車のみ）・スロットルの洗浄 プラグの交換（走行の仕方・距離にもよりますが、約１年毎） |
| ５〜６万キロ | 燃料フィルター・タイミングベルトは、消耗品ですから新品に交換して下さい |
| ７〜８万キロ | 燃料ポンプは、消耗品ですから新品に交換して下さい また、触媒の詰まりもチェック |
| ８〜１０万キロ〜 | タービン・シリンダーヘッドオーバーホール（ヘッドガスケットの新品交換含む） エンジンは、コンプレッションを測定して限度値に近い場合はオーバーホールが必要です。 また、Ｏ２・エアフロ・水温・加速・スロットル・ノッキングセンサー等 点火系のセンサー（クランク角センサー・パワートランジスター・コイル・ケーブル等） ハーネス関係、各ホース関係、バルブ・レギュレターなどを全て点検して 不良・劣化している場合は、全て、新品に交換して下さい |
点火・電装系のパーツは、純正が一番信頼できます アーシングは問題ないと思いますが
社外パーツ（コンデンサー・点火系のパワーアップ？商品）によるトラブル
（アイドリング不安定・加速不良・パワーダウン・失火・ショート） が多く、
トラブルの原因にもなる場合がありますので、取り外される事をお勧めします
また、後付けのスピードリミッターカット・サブコン等も基本的に必要ありません
ロムチューン後、初期不良（始動しない・不調等）でも下記に説明のとおり、原因の特定が出来ませんので、
補償はなく、コンピュータチェック及び修理・往復送料等の費用は、全て、購入者の負担になります
コンピュータが届いたらすぐに始動チェックだけは、すぐに行って下さい
正常に始動して、エンジン警告灯が点灯しなければ、データもコンピュータ本体も正常です
コンピュータ本体は、電子部品ですから年式が新しい車でもコンピュータが、壊れる場合もあります
特に年式が古い車種のコンピュータは、いつ壊れてもおかしくなく、ここ数年で、かなりコンピュータの破損が多いです
ロムチューンされる車のコンピュータは、ほとんど１０年、２０年以上使用している場合が多く、
パソコン・家電でも１０年以上（そこまで使えなく壊れますが）も使用すれば、壊れる・トラブルがあるのは当然です
従って、送る前は、正常に作動してたコンピュータでも電子部品の経年劣化・取り外し・取り付け・
輸送時の振動・衝撃・静電気・ロム交換時（基盤の劣化によるトラブルもあり）・データ転送時等により、
偶然にコンピュータ本体の電子部品が、壊れる場合もあります
もちろんコンピュータ本体が、壊れた原因は、特定ができなく、ロム及びデータが原因だったとしても
始動しない・異常がでる場合は、同じ品番のノーマルコンピュータ（イモビ等のコンピュータも）を
ユーザー負担で、ご用意して頂かなければなりません
上記の理由から初期不良・コンピュータ本体の補償はありませんので、
ロムチューンする場合は、ＫＳＲＯＭに限らず、上記のリスクがあるという事をご理解を頂ける方のみご入札下さい
また、破損・不調なコンピュータにロムチューンしても正常になりませんので
必ず、正常な現車のノーマルコンピュータをお送り下さい。
注意として、イモビ付きの車の場合は、別のコンピュータでは、作動しません
純正イモビ付き車に関しては、ロムチューンした場合でもイモビ機能は正常に作動しますが、
過去に３台ありますが、何らかの電気的トラブルにより、万一、リセットされた場合は、エンジンが始動しませんので、
ディーラで再セットアップ（イモビ系の部品の交換が必要な場合あり）が必要です。
純正リモコンキーレス・スタータについても同様です。
この際に掛かるレッカー代金・修理代金等は、全てユーザーの負担となりますので、ご了承下さい
ディーラの故障診断（コンピュータ診断）・診断カプラーからのメータ類の取り出しは、
ノーマルデータと違いますので、診断できない・エラーになる項目もある場合がありますので、ご了承下さい
ロムは、ライトチューンの仕様ですからメンテナンスが出来て、ロムチューン後に必要なパーツの交換
また、車のコンディションが良好であれば、セッティングが合わない事は、９９％ありません
ロムチューン後のトラブルは、販売数の約０，５％ ノッキングがでる・プラグの焼け不良だけですから
そのような場合は、購入後、１週間以内は、無料（往復送料 ユーザー負担）で書換を致しますので、ご連絡下さい
１週間以上経過すると有料（￥８６４０〜）の書換となります
購入後からパーツが変更になった場合は、エンジンブローの原因となりますので、必ず、書換が必要です
ライトチューン内の仕様変更・ニューデータ（バージョンアップ）の書き換えは、￥８６４０〜￥５４０００になります
また、タービン・カム・インジュクター・エアフロ・ピストン・圧縮比・スロットル等の変更の場合は、
落札価格プラス￥３２４００〜￥５４０００となりますので、入札前にご相談下さい
何かトラブルがあるとロムが原因では？と疑われる勉強不足のユーザーの方もいらっしゃいますが、
ロムは、交換直後の初期不良以外にトラブル（ノッキング・プラグ焼け過ぎのみ）が出るということはありません
最初は、調子が良かったのにしばらくして不調になる場合は、車の機械な原因・電装系・コンピュータ本体破損がほとんどです
コンピュータ本体は、ロム以外にも数百種類の電子部品により制御されています。
ロム以外の ＩＣ・トランジスター・コンデンサー・抵抗などの電子部品は、必ず、劣化して破損します
また、何らかの原因により、ショートしてコンピュータが破損する場合もあります。
コンピュータが破損した場合でもロムチューンが原因で、破損する事はありえませんので、
コンピュータが、破損した場合でもユーザー負担になりますので、誤解のないようにお願いします。
車についても機械物ですからエンジンも良好で、走行距離も少なく、メンテナンスもできていて、
走行距離も少ない、プラグ良好・ノッキングもなく、無理な走行もしていなくても
何らかの原因により、新車でも中古車でも壊れる時も調子が悪くなる時もあります。
出来るだけトラブルを回避する為にも 日常のチェック・メンテナンスは行って下さい。
本製品は、競技専用部品の為に一般公道では、使用しないで下さい。
また、本製品取付後によるトラブルのクレーム（修理・代車費用等）には、
一切、応じれませんのでよろしくお願いします。
ＫＳＲＯＭは、通信販売のみで営業していますので、
申し訳ありませんが、お近くのユーザーの方でも 店頭販売・コンピュータの持ち込みは
行っておりませんので、よろしくお願い致します。