ウェス承継派ギタリスト
(wes side guitarist)




  ウェスの「影響」をうけたギタリストが１〜２曲を「ウェス流」に演っているアルバムはたくさ
ん見うけられるが、まるごと「ウェス流」となるとそう多くはない。
判った範囲で紹介しよう。




アルバム名　: Dedicated To Wes Montgomery/Yoshiaki Miyanoue
アルバム番号: Paddle Wheel(king)
リリース国　: Japan
リリース年月: 6/1985
メディア　　: LP




  全国巡演のジャズ・ライヴよりピックアウトされた優れもの。
  彼の書き下ろし<Blues For Wes Montgomery>はウェスの名盤≪スモーキン・アット・ザ・ハーフ
  ・ノート≫を意識してのレコーディングとか。承継派の第一人者、拍手拍手






アルバム名　: Remembering Wes/Richie Hart
アルバム番号: Blue Flame Jazz 40222
リリース国　: Germany
リリース年月: 1990
メディア　　: CD




  いい雰囲気です。サウンド、テクニック申し分なし。２作目が楽しみです。






アルバム名　: Johnny Shacklett At The Hoffman House
アルバム番号: Universal Artists JBS-2001
リリース国　: U.S.A.
リリース年月: Summer/1969
メディア　　: LP




  ウェスの死後、メル・ラインはドラムスに実弟のロニーを従えウェスそっくりのサウスポー・
  ギタリスト、ジヨニィ・シャークレットとトリオ録音。サウンド、テクニック共いまいち。






アルバム名　: Winds Of Barcelona/Yoshiaki Masuo
アルバム番号: Sony SONP 50069-J
リリース国　: Japan
リリース年月: 5/1969
メディア　　: LP




  増尾氏のデビュー・アルバムであり、<One For Wes>は彼の書き下ろしによるもの。
　丁度ウェスの一周忌を迎えてのリリースで、バックの杉本喜代志氏もいいですね。






アルバム名　: Wes Bound/Lee Ritenour
アルバム番号: GRP GRD-9697
リリース国　: U.S.A.
リリース年月: 1993
メディア　　: CD




　彼のオリジナル、<Wes Bound>はいい曲です。全体的にはなにかが足りませんね。何かが。






アルバム名　: Club Montgomery/Atsuhiko Sugimoto
アルバム番号: Prop-Fizz PFR-6014
リリース国　: Japan
リリース年月: 3/1996
メディア　　: CD




  全曲ウェス作のもので通したのは立派。ギターもウェスの愛器と同じ、ギブソンＬ−５に
　持ち替えての意欲作。なかなかいいんですが、単調なバック陣がね〜。






アルバム名　: Keepin' The Faith/Steve Laury
アルバム番号: Denon CY-75283
リリース国　: USA
リリース年月: 3/1993
メディア　　: CD




  サウンドも雰囲気もウェスそっくりだが何回も聴こうとは思わない。







アルバム名　: Going' Wes / Enrico Bracco Quartet
アルバム番号: Philology W216.2
リリース国　: Italy
リリース年月: 2001
メディア　　: CD




  テクニック的に今ひとつといったところだが、意欲だけかわしていただく。