ニュース速報 No.82(2006.12.2号)


小泉清人ファースト・アルバム
今年も異常な天気で関西も例年にない梅雨でしたが、観たんですよ、私もそのダブル・レイン ボーとやらを。 聴くところによると「何か良いことがある」らしいとのことでしたが、何の現象も起きず今年も終 わるのかなと思いきや、小泉さんがCDをリリースされるとの知らせをいただきワクワクしてい たら、タイトルが〈ダブル・レインボー〉とは正に晴天の霹靂、びっくりしました。 小泉さんとの出会いは、彼がまだ某電気メーカーに勤務されていた頃でしたからもう15年ぐ らいになりますかね。 音楽雑誌に投稿されていたウェスの記事に関心を抱き、編集局に問い合わせ連絡したのが きっかけだったような・・定かには覚えていません。 勿論サムピツクでオクターヴ奏法のスタイルに興味を惹かれ、当時からCDをリリースしてくだ さいとお願いしていたのですから、待ちに待った待望のファースト・アルバムに自分の如き嬉し い思いです。 そのCDは終始ガット・ギターでまとめられ、日頃アンサンブルの活動では滅多に聴くことはでき ないソロというシチュエーションをいかに飽きさせることなくプレイさせるのかという期待に応え、 ノンジャンルでスタンダード・ジャズ、ボサノヴァ、ウェスものからポップな曲までを織り交ぜ楽し ませてくれる。 中でも自作の〈満天の星空〉〈野原の風〉では彼の爽やかさが漂う一種のアロマテラピィーを 受けているようであり、雄大な曲想がより一層のリラクゼーション効果に導かせている。 ジャズ・ファン、ボサノヴァ・ファン、ギター音楽ファン、それから癒し系を求めている方々には 是非お薦めの一枚です。 購入希望の方は小泉清人(こいずみ きよひと)氏の公式ホームサイトよりお求め下さい。 小泉清人(ギタリスト)