Wes And Friends/Wes Montgomery/Milt Jackson/George Shearing/Milestone M-47013
アルバム名 : Wes And Friends/Wes Montgomery/Milt Jackson/
George Shearing/
アルバム番号: Milestone M-47013 リリース国 : U.S.A. リリース年月: 1973 メディア  : LP

Milt Jackson(vib) Wes Montgomery(g) Wynton Kelly(p) Sam Jones(b) Philly Joe Jones(dr)
                                                Plaza Sound Studios, N.Y.C.; Dec.18,1961
          Blue Roz (take 3)                     [4:42]                


same personnel:
                                                Plaza Sound Studios, N.Y.C.; Dec.19,1961
          Delilah (take 3)                      [6:14]               

 
 今回のレコーディングでのウィントン、サム、それにフィリィのリズム・セクションは一部のモ ンゴメリ・ファンにより仕立てられたという噂もあるが、キープニュース自身、「私にとっても好 きなリズム・セクションとウェスを組ませることで最高のものになったよ。」という。 しかし、本アルバムは≪ジョージ・シアリング・アンド・モンゴメリ・ブラザーズ≫の項でも説明 したとおり7曲に対し37テイクといったが、キープニュースが<ジングルズ>は新曲でもないのに 5人のミュージシャンはいずれもてこずって12テイクまで続けたというから・・・7曲で40テイク 重ねたことになる。  <デリラ>はテイク4がオリジナル・アルバムに挿入されたが、キープニュースのメモには「ウ ェスは自分のソロが気に入らない。」との表記があり、「テイク3を聴き返したが、いまだに私は ウェスの思いこんでいた事に同意できない。フィリィのドラムス・ソロを含んでいるが仕方なく未 発のヴァージョンに移した。」という。 確かにこの2枚組みアルバムで初めて紹介されたが、キープニュースのいうとおりフィリィのドラ ムス・ソロが素晴らしく、ウェスのソロも悪くはないと思う、どこが気に入らなかったのか。
  "モンゴメリ・ブラザーズ" のことで付け加えておくが、ミルト・ジャクソンが将来的に興味深 いプロジェクトの案を持っているということと、キープニュースが次のアルバムで≪バグス・アン ド・モンゴメリ・ブラザーズ≫を計画していたという話しを語ったが、 "モンゴメリ・ブラザーズ " の解散で幻のレコーディングとなってしまった。うーむ。