Billy Taylor(p) *add: Joe Williams(vo) Wes Montgomery(g) Ben Tucker(b) Grady Tate(dr)
B'Cast, "The Navy Swings", N.Y.C.; Spring.1964
There Will Never Be Another You [3:03] program 49GH
A Beautiful Thing * [2:44] −
The More I See You [2:05] −
More Than Likely * [1:39] −
1996年、VGMレコードより《Recorded Live At Jorgies Jazz Club》のCD化としてリリースさ
れたとき、ボーナス・トラックとして《ネイヴィ・スウィング》より【program 49GH】の4曲、1放
送分が挿入された。
一般的にリリースされたこのCDより《オリジナル》扱いとすべきなんですが、一応レーベルとして
存在する限り当ディスコグラフィでは《ネイヴィ・スウィング》をオリジナルと固執します。
さて再び録音年月のことなんですが、当CDのライナー・ノーツには1963年11月NY録音との記述
があったことからVGM(Vigil G. Matheus :人名)レコードの関係者に問い合わせてみた。
「何の根拠もないんだ」という返事が返ってきた。「次のCDリリース時には他の放送分も挿入する
予定がある」ということである。
しかしトランスクリプションLPには挿入曲名等のデータの記載がないことから「君の知っている情
報を教えてくれないか」と逆に聞き返されてしまった。
考えてみるに、63年11月NY録音と記載したことはある意味で考えられる。というのはDB誌1963年
11月12日号で次のような記事が確認できた。
【NYの大学でカッパ・アルファ・プサイ提供のタウン・ホール・コンサートにおいて、ビリィ・テ
イラー(p) ベン・タッカー(b) デイヴ・ベイリィ(dr) のトリオはウェス・モンゴメリとクラーク・
テリィの参加により演奏により一層の厚みをもたらした】
この出来事が11月上旬のことであることから、結びつけたとも考えられるが、ドラムスの違いがやや
気になるところである。
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