この日は、朝からクレーンが入り、上の部分から構造材をはずしていきます。
平成15年 会津 夏の古民家解体の学校 4
8月7日(木):
なかなか抜けない材もあって、そういう時は、"かけや"という大きい木づちを使って、材を下から叩き上げます。
かけやは、普通上から叩くもんなんですが...。
この写真では、ちょっと分かりづらいですが。
お昼休み中。かなりの材がはずれました。
同じくお昼休み中。
ここで、昨日来た神奈川からのNさんの友達は、用事のために帰りました。
昼から仕事再開。
大黒柱が倒れるところ。
再利用できないこのような土台は、チェーンソーで細かく切って運びやすくします。
後ろに積まれたのは、再利用できないゴミの山。
以上で本日の作業は終了しました
8月8日(金):
前の夜、小林さんが、軽い打ち上げをしようと、地元のWさんの家に集まりました。
私は、Wさんとつきあって、つい飲みすぎ、なれない肉体労働の疲れもあいまって、この日は朝からダウン。
残っていた作業は、後かたずけだけでしたが、私は車の中で寝ていました。
また、この日の朝に、東京のKさんは、仕事の為帰りました。
車から起きてみると、すっかり現場は片付いていました。
基礎は石をひいて作られていました。
厠ーかわやー(便所)があった位置にあった肥桶。
これにて、解体作業はすべて終了しました。お疲れ様でした。
8月10日(日):
昨日は一日中雨で、寝泊りしていた所のWさんが、会津の観光に連れて行ってくれるとのことで、一日観光しました。
この日は、3日に運んだ材と合わせて、今回とれた材を、Wさん(地元で林業をやっている)の製材所で、サンダーで磨く
作業を手伝いました。
これらの材は東京の方とかで、レストランとか、店舗とかに再利用されるのだそう。
でも、サンダーがけして、あの古材の色を落としてしまうのは、もったいない気がするんだけどなあ~。