お盆休みは家で過ごし、ちょっとまた、解体の手伝いに行きたくなり、Zさんに連絡をとると、
「また忙しくなるから、
手伝いに来て。」とのことで、一週間程の予定で手伝いに行くことに。
21日の夕方に着き、22日から本格的に手伝い。この前来た時よりかなり
進んでいた(あたり前か)。
南側からの眺め
平成15年 "静岡Y邸古民家移築再生工事" 2
平成15年8月22日(金):
Zさんの知り合いの大工さんと、人手が足りなくて、なんと以前、古民家の解体をした施主のKさんにまで声をかけて呼んでいました。
東側からの眺め
雪深い会津の古民家と違い、こちらの方は、屋根勾配が緩い。また、屋根の組み方も"さ首(す)"ではなくて、梁材で
木組みされている。
南西角からの眺め
ここらの方の古民家も会津と同じ、釘やかすがいなど金物類は一切使っていない。また筋交いもない。
この日は主に、Kさんと移築先の敷地まで材を運ぶ仕事を手伝いました。
平成15年8月23日(土):
この日はユニックと呼ばれるクレーンの付いた建設機械で、梁材をはずしていきました。Zさんの知り合いの大工さんもう1人と、 移築の確認申請をやっている設計士さんも手伝いに来てくれました。
私は上に登れないので(ちょっと怖くて)、下でユニックの操作をしてましたが、初めてやるのと、上手くいかないのとで、ごつい
梁材をユニックに激突させてしまいました。
Zさんの目が怒ってました。
この日の予定のおおかた片付いたところ。
太いだけでなく、恐ろしく長~い。
この後この材を、みんなで協力して運ぶ時に、私の手首が材の下敷きに。
しばらく痛みがとれませんでした。
平成15年8月25(月)~:
一仕事終わったので、Zさんと私以外は帰って行きました。
日曜は休んで、この日から、あと片付け。
ここは、移築先のアトリエで、私は材を並べて、一本一本水洗いしていきました。でもほっとくと青カビが出てくるんだなこれが。
平成15年8月28(木):
だいたいの片付けを終えて、休憩している所。脚立の上にカメラをのせて、自分でセルフシャッターで写しました。
顔が疲れきっとる。
番外編:
Yさんのアトリエにあったおしゃれな家具を勝手に写真に撮ってしまいました。
一見、どっかの外国のアンティ-クかなと思ってましたが、Yさんに聞くと、れっきとした日本のアンティ-クだとか。探せば
こういうのもあるんやね、日本にも。
ここに泊まった皆さんに評判が良かったそう。
これも1階で見つけてしまった洋服ダンス。なんともいい感じ。