この日は、昨日組み上げれなかった合掌の上に乗せる母屋を、ユニックがあるうちに、屋根の上に運んでしまいます。
写真からも分かるように、かなり天気が悪い。チャッチャとやっちゃいましょう。
平成15年 "静岡Y邸古民家移築再生工事" 4
平成16年3月24日(水):
白黒フィルムでも撮影。
光と影だけのフォルムだとまた違った印象に。
レトロな感じにもなりますね。
古民家を写すのには白黒フィルムの方が合うかも?
この日の予定を終えたところ。母屋が組み上がりました。
平成16年3月25日(木):
この日は、Zさんと私、二手に分かれて、作業することに。
神保さんは、柱の垂直を直したり、まだ入れていない貫を入れていく作業。
この写真は、25日の作業が終わって、26日の朝に撮ったもの。ここからまだ筋交いを入れていくのです。現在の建築基準法
では、筋交いを入れるということにしないと、貫だけでは役所への確認申請が下りないようになっています。また、ここらへんは、
地震も多いので、筋交いも入れといた方がいいとのことでした
私は一日中、前の敷地に置いてある瓦を、こちらのアトリエまで運ぶ仕事。
以前、解体に来た時の塀はなくなっていて、かなりすっきりした感じ。
これは南西面から見たところ。右に見えているのが、拡張予定の計画道路
これは、今、移築している物置が元あったところの基礎。石を積み上げてコンクリートで固めている。
その裏にあった屋外便所。肥溜めも兼ねていた。
これが、この日、一日かけて私が運んだ瓦全部。途中から雨も降ってきて大変でした。"水"のおまじないの書いた瓦も見える。
さて、ここで問題です。この瓦は一体何枚あるのでしょうか?
それはともかく、この物置が完成するのが、だいたい4月一杯ぐらいで、その後から、今ある小さいプレハブ物置の撤去をしてから、
母屋の基礎工事にとりかかるとのことなので、やっぱりこの16年の夏くらいまではかかってしまうのではないかという感じですね。
母屋の方の建て方(棟上げ)は、こんなに簡単にはいきそうにないですな。なんせ材の長さがぜんぜん違うからね。
番外編:
Yさんのアトリエにあったおしゃれな家具パート2:
この前撮り忘れていたイスを、今回は撮ってきました。個人的には背もたれのデザインがイケテルと思いますが、どうでしょうか?